ジボダン社、次世代の食肉代替品を開発するイノベーションコンソーシアムの世界会議を開催

ジボダン社が新たに開設したチューリッヒ・イノベーションセンターにおいてコンベンションを開催

2019年07月22日

フレーバーとフレグランス業界のリーディングカンパニー、ジボダン社は、7月11日と12日の2日間、チューリッヒに新しくオープンしたフラッグシップ・イノベーションセンターにおいて、世界イノベーション・コンソーシアムが、「プラント・ミート・マターズ(Plant Meat Matters)」を開催しました。この会合は、同コンソーシアムが、次世代の植物性代替肉を開発する最先端プロジェクトの進捗状況を確認するために開催したものです。

ワーゲニンゲン大学・研究センター(Wageningen University & Research:WUR)が主導するこの4年間の官民共同プロジェクトでは、サプライチェーン全体から主要な業界関係者を結集し、代替肉の新技術についての規模の拡大と商業化を目指します。このプロジェクトでは、WURの革新的なシアー・クエット・セル (Shear-Couette Cell)技術を用いて、植物性タンパク質を、加工肉やひき肉ではなく、本格的なステーキのような層状の繊維構造に変換します。会議では、「植物性牛肉」の工業生産化に向け、グループによる最新の開発状況が確認されました。

Plant Meat Mattersプロジェクトは、この新技術による生産を産業レベルにまで規模を拡大した最初のプロジェクトです。2017年に発足したこのプロジェクトは、5年間の開発プロジェクトの終了時に、企業が様々な食感を持つ優れた代替肉を大量に作ることができる、最初の生産設備を持つことを目指しています。これが稼働すれば、味や食感に妥協しない、本格的で健康的なステーキのような製品開発が可能になります。この技術は、世界の多くの国の人々の食料安全保障を向上させ、生活の質を高めると同時に、環境保護にも貢献します。

 
Plant Meat Mattersプロジェクトは、この新技術による生産を産業レベルにまで規模を拡大した最初のプロジェクトです。2017年に発足したこのプロジェクトは、5年間の開発プロジェクトの終了時に、企業が様々な食感を持つ優れた代替肉を大量に作ることができる、最初の生産設備を持つことを目指しています。これが稼働すれば、味や食感に妥協しない、本格的で健康的なステーキのような製品開発が可能になります。この技術は、世界の多くの国の人々の食料安全保障を向上させ、生活の質を高めると同時に、環境保護にも貢献します。  

このパートナーシップは、業界の大きな課題に対処するためのイノベーションへの協調的アプローチの一環として、ジボダン社が関与している一連のプロジェクトの一つです。


注記
オランダのワーゲニンゲン大学・研究センター(Wageningen University & Research)によって2017年に設立されたPlant Meat Mattersコンソーシアムは、食品業界のサプライチェーン全体の企業から専門知識と技術力を結集しています。メンバーには、ジボダン社をはじめ、Unilever、MEYN、Avril、Nutrition & Sante、The Vegetarian Butcher、Ingredion、Saturn Petcareなどの企業が名を連ねています。

ジボダン社について
ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2018年の売上高は55億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、145を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約13,600名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

ジボダン社フレーバー事業部について
ジボダン社は、地域のフレーバーについての包括的な知見をはじめ、広範なグローバル拠点や戦略的な洞察力により、お客様がどこにいても緊密なパートナーシップを築くことができます。カスタマイズした製品づくりとともに、フレーバー事業部は、新鮮でユニークなアイデアやソリューションにより、お客様や消費者を驚かせるような知見や革新性、創造性にあふれています。また、ジボダン社は、飲料や菓子製品、セイボリー、スナックなどの主要セグメントにおいて、感情を揺さぶるフレーバーと味覚の持続的な体験を創造します。製品の分野が何であろうと、ジボダン社は食品や飲料を美味しくすることに情熱を傾けています。ぜひ、「あなたの感性を魅了」してみませんか。フレーバー事業部についての詳細は、www.givaudan.com/flavours をご覧ください。


本件の問い合わせは
Jeff Peppet, Givaudan Flavour Communications
T +1 513 293 3740
jeff.peppet@givaudan.com

28/03/2024