ジボダン、ビューラー、カーギル、ITAL、FoodTech Hub LATAMが協働でブラジルにTropical Food Innovation Labを開設

テクノロジー、持続可能性、手頃な価格で安全な栄養素にフォーカスした飲料食品の開発に向け、新たな一歩を踏み出すエコシステム

2023年10月19日

本日、ジボダン社、ビューラー社、カーギル社、ITAL社、FoodTech Hub LATAMが共同で、ブラジルの生物多様性に焦点を当てた持続可能な飲料食品の開発に向けたイノベーション・エコシステム、Tropical Food Innovation Labの開設を発表しました。最先端のインフラを備えたこのイノベーション・センターは、上述の共同設立企業がFoodTech LATAMとInstitute of Food Technology(ITAL)と協働で結成したコンソーシアムにより、ITALの敷地内1,300平方メートルのエリアに設立されました。

Tropical Food Innovation Lab

 

このセンターは、研究機関、大学、企業、投資家、スタートアップ企業を結び、ラピッドプロトタイピング向けの最先端リソースへのアクセスや、グローバルに広がる食品科学技術業界との直接的なつながりを提供する場になります。

ハブのインフラには、植物性タンパク質用の最先端の湿式・乾式押出成形機を備えたパイロットプラントの小規模加工ラインも併設されています。近日中に飲料加工ユニットも追加される予定で、ITALの既存施設がさらに拡充されることになります。施設にはアプリケーション開発および分析ラボも併設されているほか、最先端の実演・実験用キッチンでは、企業やフードエンジニア、栄養士、シェフ、ミクソロジスト、その他様々な専門家が共同で新製品を開発することができます。交流エリアには、クリエイティブなワークショップやプレゼン発表の場としても使用できるコワーキングスペースがあります。

ジボダン社のグローバル・イノベーション・ネットワークの中でも最新の追加拠点となるTropical Food Innovation Labでは、専門的な知見や技術、ソリューションを提供することで新製品開発プロセスを加速し、これまでにない新しい食体験をお客様と共に協創する場となります。ジボダン社ネットワークに含まれるその他施設には、シンガポールのProtein Innovation Centre、スイスのZurich Innovation Centre、サンフランシスコのMISTA Centreなどがあります。

ブラジルは、主要な生物群の6種にまたがり地球上の植物多様性の20%以上が存在する国で、歴史的に食品産業がGDPの10%を占め、穀物・タンパク質の世界最大の生産・輸出国のひとつとなっています。Tropical Food Innovation Labの創設者兼CEO、パウロ・シルヴェイラは「ブラジルのテクノロジーの中心都市、カンピーナスに位置するこのイノベーション・エコシステムは、知的・技術的・科学的・創造的な力を集結し、フードチェーンにとって最適なつながりとソリューションを確立する場になります」と述べています。

「ジボダン社は他社と提携する形でイノベーションへの投資を強化しており、この度Tropical Food Innovation Labの開設を発表できることを嬉しく思います。私たちはパートナーとともに、食品産業の発展を推進しながら、世界の食の安全性と持続可能性という課題に対する解決策の策定も促進していきます。ラテンアメリカにおける食品イノベーションを強化し、栄養価が高く美味しい食体験の提供により、人々に食の楽しみを提供していきます」

ジボダン社 ラテンアメリカ・イノベーション・リージョナルヘッド、エドゥアルド・フォントクベルタ

ビューラー社南米代表のダミアン・シャプリエは、「飲料食品業界の新製品開発に対して高まる需要に応えるイノベーション・エコシステムの一員となれたことを光栄に思います。私たちは、それぞれの専門的な知見をプロセスに反映し、最先端技術やイノベーションを促進するというDNAを持ち寄り、お客様、パートナー、そして社会に価値と確かな成果をもたらす効率的かつ持続可能なソリューションを常に追求していきます」と述べています。

カーギル社のLATAMイノベーション&テクノロジー・リーダーのカルロス・プラックスは、 Tropical Food Innovation Labは世界中に栄養を届けるというカーギル社のパーパスの一環であるとし、「特に人口増加や気候変動、消費者プロファイルの変化など、様々な課題が存在する中、イノベーションは私たちのパーパスを達成するために欠かせない要素になっています。私たちはラテンアメリカだけでなく、世界中の各所で食糧生産に取り組む同様のパートナーと共に、こういったプロジェクトを主導できることを大変光栄に思います」と述べています。

ITALのエロイサ・ガルシア総局長は、「Tropical Food Innovation Labは、食品科学・技術分野でのイノベーションや起業家精神を促進すべく、それぞれの能力とインフラを組み合わせ、知見を応用することで未来を築くというITALのビジョンを具現化したものです」と述べています。


ジボダン社について

ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイングとフレグランス&ビューティ分野の世界的なリーダーです。私たちは、⾃然環境を敬い、⼈々のより幸せで健康的な暮らしを創造することで、⼈間の経験の素晴らしさを称えます。お客様とともに、ジボダン社は⾷体験をお届けし、インスピレーションを得たフレグランスを作り上げ、⼈々の美しさや⼼地よさのための美容とウェルビーイングのソリューションを開発しています。2022 年度において全世界で16,700 ⼈を超える従業員を擁し、売上⾼ 71 億スイスフラン、フリー・キャッシュ・フロー⽐率 6.7%を達成しました。250 年以上の歴史のあるジボダン社は、⼈々の健康や幸せを向上させ、⾃然にとって有益な影響⼒を⾼めることによって、パーパス(存在⽬的)に基づいた⻑期的な成⻑の達成に向けて取り組んでいます。Human by nature―これがまさにジボダン社です。詳しくは https://jp.givaudan.com/をご覧ください。

 

ジボダン社のテイスト&ウェルビーイングについて

イノベーションと創造性を⼒に、ジボダン社のテイスト&ウェルビーイングは、お客様に選ばれる協創パートナーとなることで⾷の未来を形作ることを⽬標としています。フレーバーと⾵味の世界的なリーダーとしての地位を基盤に、当社はさらに⼼と体、そして地球にとってよい⾷体験を創造することを⽬指します。フレーバーや⾵味、機能・栄養ソリューションなどの幅広い製品ポートフォリオと、⾷のエコシステムについて深い知⾒を持つジボダン社は、お客様やパートナーと協⼒して、⾷品・飲料分野で画期的なイノベーションを起こすことに情熱を注いでいます。Human by nature―これがまさにジボダン社です。私たちがどのように⾷の未来を形作っているかについては、https://jp.givaudan.com/taste-wellbeing をご覧ください。

 

ビューラー社について

ビューラー社は、経済、人類、自然のニーズのバランスを取りながら、より良い世界に向けてイノベーションを創出するというパーパスを掲げています。食品産業とモビリティ産業の関連ソリューションパートナーとして、ビューラー社は2019年以降、温室効果ガス議定書のスコープ1+2に該当する事業において、2030年までに温室効果ガス排出量の60%削減を達成すためのロードマップを策定しました。また、2025年までに、顧客のバリューチェーンにおいてエネルギー、廃棄物、水の使用量を50%削減するソリューションを普及させることも約束しています。何十億人もの人々が、食料と移動という基本的なニーズを満たすために、毎日ビューラー社の技術に何らかの形で親しんでいます。毎日20億人がビューラー社の機器で製造した食品を楽しみ、ビューラー社の機器で製造した部品が搭載された自動車は10億人もの移動を支えています。数え切れないほどの人々が眼鏡をかけ、スマートフォンを使用し、新聞や雑誌を読んでいますが、これらはすべてビューラー社の加工技術とソリューションの上に成り立つものです。このように世界の至る所で関わりを持つビューラー社は、昨今のグローバルな課題を持続可能なビジネスに変えられるユニークな立場にあります。ビューラー社は、世界の安全な食糧供給に貢献し、自動車、建物、機械のエネルギー効率を高めるソリューションを製造し、環境保護の一翼を担っています。
ビューラー社は毎年、売上高の最大5%を研究開発に費やしています。2022年には、約12,700人の従業員が30億スイスフランの売上高を創出しました。スイスを拠点とする家族経営のビューラー社は世界140カ国にまで活動領域を広げ、23カ国で105のサービスステーション、30の製造拠点、アプリケーション&トレーニングセンターのグローバルネットワークを運営しています。

 

カーギル社について

カーギル社は世界の食糧システムの発展に貢献しています。カーギル社は農家と市場、お客様と食材、ご家族と生活必需品をつなぎます。世界中16万人以上の従業員が、安全で責任ある持続可能な方法で世界に栄養を供給するために、パーパスを持ってイノベーションを促進し、パートナーや地域社会に力を与えています。
メタンガス排出量を削減する飼料から廃棄物ベースの再生可能燃料まで、その可能性は無限です。しかし、私たちの価値観は変わりません。私たちは常に人々を第一に考え、常に高みを目指し、常に正しい行いをしていきます。それが158年間、周りの人々を隣人と呼び、地球を故郷と呼んでニーズに応えてきた私たちのやり方であり、今後も何世代にも渡って受け継がれていく方法なのです。詳細はWebサイト(Cargill.com)やニュースセンターをご覧ください。

 

ITALについて

ブラジル(サンパウロ、カンピーナス)を拠点とするInstitute of Food Technology(ITAL)は、ラテンアメリカをリードする応用研究機関です。ITALは、飲料食品の原料、加工、保存、包装に関する研究、開発、専門技術支援を推進するイノベーションの中心的役割を担っています。ブラジルにおける食品技術分野の公的パイオニアとして1963年に設立されたITALは、サンパウロ州農業・供給事務局と連携するアグリビジネス技術機関の研究機関のひとつです。同研究所は現在、肉製品、穀物・チョコレート、乳製品、果物・野菜、植物性製品、包装に特化した技術センターを運営しており、微生物学、化学、物理学、感覚分析に関するリファレンスラボが研究開発およびイノベーションをサポートしています。ITAL Technological Innovation Platformは、イノベーションと協働プロジェクトに向けた戦略的コラボレーションを推進しています。詳細はWebサイト(www.ital.agricultura.sp.gov.br)をご覧ください。


FoodTech HUB Latamについて

2019年に設立されたFoodTech HUB Latamは、企業が必要な情報源やサポート、パートナーシップを見つけ、食糧システムコミュニティに関わる人々をつなぐ手助けをしています。FoodTech HUB Latamは、フードチェーンとイノベーション・コミュニティの形成で培ってきたリーダーシップにより、食品業界の発展についても俯瞰的な視野を持っています。詳細はWebサイト(https://foodtechhub.com.br/) をご覧ください。
 


お問い合わせ先
テイスト&ウェルビーイング事業部コミュニケーション担当、ジュリア・ガエタ
E julia.gaeta@givaudan.com