ジボダン社、Aroma Kioskを発表
アロマとAIを活用した消費者理解の画期的なイノベーション
ジボダン社のテイスト&ウェルビーイング事業部は、画期的な新しいデジタル・センソリー・インサイトツールである、Aroma Kioskを発表しました。これは、食料品店やデパート、大学、ショッピングモールなどの人の往来が多い環境で消費者とつながり、貴重な消費者インサイトを収集し、商品をリアルタイムで推奨するよう設計されています。
Aroma Kioskは、世界中のすべての地域のジボダンチームが、お客様と食の未来を共に創造し、構想から展開までのすべての創造プロセスを合理化することを可能にする、当社のデジタルとAIツールのエコシステムに加わった最新のツールです。
Aroma Kioskは、簡単で使いやすいタッチスクリーンに、ジボダンの最先端の人工知能アルゴリズムであるATOM 2.0(Advanced Tools for Modelling)と独自のVAS技術を組み合わせた、小型で持ち運びに便利なツールです。消費者がさまざまな香りを嗅いで評価すると、AIベースのアルゴリズムにより、そのデータを個別の好みのフレーバーに変換します。
これらのデジタルツールとAIの組み合わせにより、製品開発サイクルが大幅に短縮され、発売が成功する可能性が高まるとともに、消費者には個人に合わせた提案を行い、市場製品を提供することができます。
テイスト&ウェルビーイング事業部グローバルサイエンス&テクノロジーヘッドのファビオ・カンパニールは次のように述べています。「Aroma Kioskは、さまざまな購買層にわたって、消費者の好みに関する情報を素早くクラウドソーシングする画期的なツールです。」
「このユニットは、デジタル・センソリー・イノベーションの最先端を行くものです。持ち運びができるので、公共の場に設置することができるため、特に強力なものとなります。Kioskはあらゆる製品の種類に応じてカスタマイズでき、ほぼ環境に制限されることなく使用することができます。これは、毎日、どこにいても消費者にアクセスできるようにするための大きな一歩です。」
「これらの知見やデータは、製品の開発や改良に活用され、消費者に本当に喜んでいただける製品を提供することができます。これは、お客様と共に魅力的な食体験を創造するための素晴らしい事例です」とカンパニールは付け加えました。
世界中のあらゆる製品分野で、消費者のニーズは記録的な速さで変化しています。ジボダンのAroma Kioskは正確な消費者インサイトと製品開発でお客様を支援することができます。Aroma Kioskは、カスタマイズされた調査の作成、消費者データの収集、パーソナライズされた嗜好のリアルタイム提示、市場製品のスマートな推奨などに利用できます。また、調査結果は、消費者の属性に基づいてセグメント化が可能です。つまり、高度にカスタマイズされた、クラウドソーシングによる未来の製品を生み出すことができるのです。
この新しいユニットは発売前に、多くの場所で消費者と広範囲なテストを行いました。例えば、最近ジボダン社は、南アフリカのアルコール飲料会社と共同で、用途別に最も好まれるアルコール飲料のフレーバーを明らかにしました。ここでAroma Kioskは、掴みどころがなく、捉えるのが難しいアルコール製品に対する消費者の嗜好に関するデータ収集のための直感的な方法を提供しました。テストはヨハネスブルグのショッピングモールで、3日間にわたり、150人以上の消費者からデータを収集し、大成功を収めた製品に貢献することができました。。
また、メキシコでは、新鮮なイチゴのフレーバーに対する消費者の認識の進化を理解するために、Aroma Kioskを使いました。その結果は非常に驚くべきもので、世代によって味や香りの感じ方が異なり、また、その認識が世代によってどのように異なるのかを良く示していました。例えば、年配の方が感じる新鮮なイチゴの特徴は、若い世代では人工的なものだと考えられていました。Aroma KioskとATOM内のAIは、消費者の心の中で進化する新鮮なイチゴの認識を見事に捉えていました。
ジボダン社についてジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2020年度において全世界で16,000人を超える従業員を擁し、売上高は63億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.8%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。
ジボダン社テイスト&ウェルビーイング事業部について
ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新ジボダン社のテイスト&ウェルビーイング事業部は、イノベーションと創造性を原動力に、お客様のパートナーとなって食の未来を創造していくことを目指しています。フレーバーやテイストの分野で世界を先導する立場を確立した当社は、心と体、そして地球にも優しい食体験を創り出すためにさらに前進しています。フレーバー、テイスト、機能性食品や栄養に関するソリューションにまたがる拡充された製品ポートフォリオと、食のエコシステムに関する深い知識を活用して、ジボダン社はお客様やパートナーと協力し、食品・飲料分野において根本的な変化をもたらしうるイノベーションを実現することに情熱を傾けています。食の未来を一緒に考えていきましょう。詳しくは こちらhttps://www.givaudan.com/taste-wellbeing
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Jeff Peppet, Givaudan Taste & Wellbeing Communications
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