ジボダン社、持続可能な食と栄養の研究を進める「Future Food Initiative」を共同設立

スイスを拠点とする官民パートナーシップへの参加は、当社の、「2020年に向けての5か年計画」の「成功を共有するためのパートナーシップ」に沿ったものです。

2019年02月05日

フレーバーとフレグランス業界のリーディングカンパニー、ジボダン社は、持続可能な食と栄養の研究を拡大することを目的としたスイスの官民パートナーシップ「Future Food Initiative」の共同設立に関わることを発表しました。

スイスの研究機関であるETHチューリッヒ(連邦工科大学)とEPFL(ローザンヌ工科大学)が立ち上げたこの取り組みは、健康的な食料生産や手頃な価格の栄養、持続可能なサプライチェーンという世界的な課題を解決するために、食料と栄養に関する研究を推進することを目的としています。

ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。「ジボダン社は、Future Food Initiativeの共同設立者であることを誇りに思います。業界のリーダーとして、私たちにはフードバリューチェーンにおける持続可能性の向上に貢献する責任があります。産業界や学術界、そして優秀な若手科学者を結集したこのようなコラボレーションがあってこそ、フードシステムの将来的な課題に取り組むことができるのです。」

フレーバー事業部サイエンス&テクノロジーヘッドのファビオ・カンパニールは、次のように述べています。「当社の『2020年に向けての5か年計画』の『成功を共有するためのパートナーシップ』に沿って、この取り組みは、当社の技術力を活用し、風味に関する科学におけるスキルと知見を共有する機会を与えてくれます。私たちは、消費者に適した持続可能なイノベーションの開発につながる、新しいアイデアやアプローチをパートナーと一緒に模索できることを期待しています。」

 
ジボダン社について

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2018年の売上高は55億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、145を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約13,600名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

ジボダン社フレーバー事業部について
ジボダン社は、地域のフレーバーについての包括的な知見をはじめ、広範なグローバル拠点や戦略的な洞察力により、お客様がどこにいても緊密なパートナーシップを築くことができます。カスタマイズした製品づくりとともに、フレーバー事業部は、新鮮でユニークなアイデアやソリューションにより、お客様や消費者を驚かせるような知見や革新性、創造性にあふれています。また、ジボダン社は、飲料や菓子製品、セイボリー、スナックなどの主要セグメントにおいて、感情を揺さぶるフレーバーと味覚の持続的な体験を創造します。製品の分野が何であろうと、ジボダン社は食品や飲料を美味しくすることに情熱を傾けています。ぜひ、「あなたの感性を魅了」してみませんか。フレーバー事業部についての詳細は、www.givaudan.com/flavours をご覧ください。


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