ジボダン社、糖分を抑えてもおいしいを実現するための新しい取り組みを発表

2018年11月14日

甘さを抑えた製品でも満足できる風味を実現する

フレーバーとフレグランス業界のリーディングカンパニー、ジボダン社は、甘味料を加えずに十分な満足感のある糖分を減らした製品を提供する、新しい取り組みを開始しました。この取り組みでは、独自に開発した新しい官能評価用語、新規成分、甘さと満足度に関する深い理解を用いて、消費者の嗜好を維持しながら糖分を最大50%削減することを実現しています。

この新しい取り組みは、肥満や糖尿病などの健康問題を背景とした世界的な砂糖を削減する動きや、より軽く、より爽やかで、甘さを控えた味への消費者の関心の高まりに対応するために開発されました。しかし、甘さを抑えた製品を開発し、甘さのある製品と同等の魅力を持たせることは、単に砂糖を減らすだけではできない課題です。

ジボダン社は、先進的なシェフと協力して、甘さを抑えながらも十分な満足感を得られる新しい方法を見つけました。ミシュラン星を獲得したシェフが開発した料理からインスピレーションを得て、ジボダン社のチームは、甘さ以上の満足感をもたらすものを探しました。そこから、新規性のある天然素材や食品技術を開発し、より複雑な風味や、コクやインパクトのある風味、甘さを抑えても満足感の得られる風味を作り出しました。

甘さの体験を理解し定量化するために、新しい独自の官能プロファイリング手法である「ホリスティック・ランゲージ」を開発しました。このプロファイリング手法により、ジボダン社は消費者の体験をより深く理解し、その知識を実際にお客様のソリューションに活用することができます。
> 甘味について詳しくはこちら

メディア掲載情報 ジボダン社のChef’s Council Sugar Reduction

当社は、ミシュラン星を獲得したシェフたちの創造的な洞察力と調理法を用いて、より少ない砂糖でも十分に満足感を得られるナチュラルな料理を作りました。シェフたちが開発した料理からインスピレーションを得て、より複雑でコクがあり、インパクトのある風味を生み出すために、新規性のある素材や調理法を開発しました。

アムステルダムで開催されたイベントで、当社の取り組み、発見、そして最初の概要から、砂糖を50%削減し、甘味料を使用しないおいしい料理を味わうまでの開発状況を紹介しました。
> イベントの動画と写真をダウンロード

Givaudan's Chef's Council Sugar Reduction event in Amsterdam, 2018

各地域のメディアリリースと動画は以下の通りです。