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ディライト:フレーバーの楽しみをフレグランスの中に表現する

当社ではフレーバリストとパフューマーの専門家知識を結集して活用することで、フレーバーから味と香りの満足感をもたらす要素を探り出し、その要素を用い当社のフレグランスをこれまでになく濃密で魅力的なものにしました。

ご自分のお気に入りの風味、それを味わったときに得られる大きな感覚を想像してみてください。それはもっと欲しくなる強力な身体的・感情的な反応です。それに匹敵するような欲求をかき立て、もっと味わいたくなるようなものをフレグランスで再現できたならどうでしょう・・・ まさにそれがジボダン社が新しいグローバル・イニシアティブの一環として、プロジェクト「ディライト」と銘打ってこれまでに取り組んできたことに他なりません。  

革新的な新アプローチ

この仕事は、パリ、ニューヨーク、サンパウロ、ドバイ、シンガポールの当社のフレーバリストとパフューマーとの緊密な連携が原点です。その連携に当社の非言語コミュニケーション専門家の意見も取り入れました。それはクリエイティブとテクニカルの両方の観点からメリットとなる対話となり、劇的な結果をもたらしました。

  

香料のスイートスポット

当社チームは、果実感、甘味、ジューシーさ、酸味のほか、繊細な心地よい味わいやうっとりするようなお酒の香りなど、フレーバーによって得られる喜びを多面的に特定することに大きな力を注ぎました。次に、これらの解釈を新しいフレグランスのパレットに乗せ、単に美味しそうな香りを作るのではなく他の感覚も呼び起こし、もっと口にしたくなるような食欲をそそる感覚をかき立てるフレグランス作りに取り組みました。奥の深い新たな知覚体験、Fragrances in 3Dへようこそ。 

この画期的な新しい動きの中で、様々な香りに対する非言語反応(唾液分泌、驚き、嚥下など)を評価する消費者調査も実施しました。この種の手法がフレグランス開発において導入されたのは今回が初めてです。その調査を受けて当社のパフューマ―は新しい範囲の特別な「ディライト」というフレグランスベースを開発し、その後もテストを重ね、現在手に入る他のベースよりも高いレベルの喜びや欲求を喚起することに成功しました。

パフューマーのリンダは次のように話しています。「消費者の先入観のない反応を、彼らのボディランゲージを通じて観察したことで、当社のフレーバーベースが持つ力についての私の見方は変わりました。口にされない言葉を通じて視覚的に測定できることは、素晴らしいことです。」

出発点として、当社は口当たりの良い美味しい味わいとそれにマッチする香り高いアロマとの出会いの瞬間に着目し、そこに至るまでのシナリオから着想を得て、記憶を呼び覚ますようなフレグランスベースを作りました。私たちが参考にしたのは、昔ながらの遊園地で食べた綿菓子の味わい、パリの朝食に出てくるバターをふんだんに使用したクロワッサンのムード、スモーキーとクリーミーが混在するブルックリンのブランチ、きらびやかな夜の世界の輝きと高揚感を反映したカクテルなどです。その結果、パフューマーがアロマティック且つ食欲をそそるような香りの創造に取り組むために、革新的で当社が独占的に使用できるフレグランスベースのコレクションが生まれました。

シニアフレーバリストのアルノーは次のように話しています。「フレーバリストとして、私の仕事は現実的かつ本物に忠実に創造することですが、一方でパフューマーは抽象と解釈の世界で仕事をします。今回のプロジェクト『ディライト』で協力して成し遂げたかった事は、これらの2つの強みを組み合わせることと、当社のフレグランスパレットに現実味を追加することでした。」  

旅は続く

プロジェクト「ディライト」は、フレグランス作りのエキサイティングな新時代を告げます。私たちは発見の航海を始めたところで、その探求はこれからもずっと続いていきます。そして、純粋な喜びを呼び起こす新たなフレグランスをパフューマーが創造し消費者を魅了していく、新しい可能性を開くのです。