engage your senses

トンカを追い求めて

ベネズエラの「sarrapiero」集落にとって、しわくちゃの茶色いトンカ豆の種は石油のようなものです。

上質のファインフレグランスに用いられるこの貴重な野生の原料は、キャラメル、アーモンド、そして煙草を連想させる驚くほどに深く、温かく、甘いノートで珍重されています。現地では「サラッピア」と呼ばれるこの甘い香りの豆は、幸運をもたらすと信じられています。今、ジボダン社では長期的視野に立ち、確かな未来のための種をまいています。

トンカ豆になじみのない人は多いと思いますが、その香りは誰もが知っているはずです。 トンカはファインフレグランスでよく用いられる原料の1つで、バニラの持続可能な代用品として広く使用されています。ティエリー・ミュグレーの「エンジェル」、ジャンポール・ゴルチエ「ル・マル」など、フルーティ・キャンディの香りを持つ著名なフレグランスで多く用いられています。

ジボダン社のパフューマーとお客様に非常に愛されているトンカですが、壊れやすい生態系に生育する原料です

品質の維持と熱帯雨林の保護​

トンカ豆の供給を維持しつつ、その生産地であるベネズエラの集落の適切な管理を徹底するため、ジボダン社は2007年、トンカ豆の主産地であるベネズエラのカウラ川下流域の森林保全と生活支援を行うプロジェクトを支援するため、国際的非営利組織コンサベーション・インターナショナルと専属契約を結びました。

この契約を通して現地のコミュニティは、豆の乾燥や保管技術の向上、より迅速な新しい収穫ルートの指導など、技術支援や生産性向上のための支援を受けています。その見返りに、集落は88,000ヘクタールの森林とそこに生息する動植物を保護すると約束しています。 

トラベルブックのダウンロード

   

 

 

 

  

ジボダン社のパフューマーによる新発見 ― トンカ豆の焙煎

トンカプロジェクトの一環として、ジボダン社では エコサートのオーガニック認証を受けた「トンカ焙煎豆(Tonka Roasted Bean)」という新たな独占的プロジェクトを開発しました。焙煎味を帯びたこの新しい原料は、フレグランスクリエーションの現場に乾燥ココアパウダーという新たなノートをもたらしています。

トンカ豆について​

  • トンカ豆(Dipteryx odorata)は、マメ科の種子植物
  • 原産地は中央アメリカおよび南アメリカ北部
  • 88,000ヘクタール: ジボダン社の倫理的調達戦略により、アマゾン熱帯雨林の生物多様性を保護
  • 催淫効果: 温かく官能的な芳香を持つトンカは香水に用いられ、異性に好ましい印象を与える
  • 虫よけ効果: トンカ豆には「クマリン」が多く含まれ、樹木にとってはこれが天然の虫よけ剤となり、虫害を受けずに生育できる

 

倫理的調達プログラム​

こういった持続可能な行動は、ジボダン社の「倫理的調達」プログラムによるものです。プログラムでは、特定の原料を選び、それを長期的に保護・育成することを目指しました。それは、希少な原材料の世界的供給の維持が重要であるとの認識に立った取り組みです。人、製品、環境、社会を取り込んだ持続可能なビジネスモデルを展開することで、そうした天然資源の未来を明るいものにできると考えています。

各原料の倫理的調達プログラムについて詳しくは、それぞれのリンク先をご覧ください。

ベンゾイン
ラベンダー
パチュリ
サンダルウッド
バニラ
ベチバー
イランイラン