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芸術を支える科学

「芳香化学」の先駆者として、ジボダン社は1902年以来、ブレンドした精油と合成香料との調合を行ってきました。特許を取得した当社独自のフレグランス製品には驚くべき力があります。それは、新たな匂いへの道筋を発見し、フレグランスの特性を高め、より持続可能な調香方法に対応できる力です。

香水を「民主化」した科学​

化学は現代の調香において基礎とされています。しかし、19世紀半ばまでは、パフューマーは天然の精油を組み合わせるだけでした。フレグランスは自然の香りに限定され、それを手に入れられるのは上級階級だけでした。やがて数十年かけて科学によってパフューマーの選択肢が広がったことで、貴重な天然原料を保護できるようになったと同時に、ファインフレグランスが広く普及するようになり、フレグランスのレベルも大幅に向上しました。

拡大し続けるパレット

ジボダン社が用いる材料の多くは、自社の芳香研究所で開発し特許を取得した特別な分子です。実は、ジボダン社の材料化学者は、年に2~5種類の新しい芳香分子を調香に取り入れることを目標にしています。ジボダン社の芳香分子はバラエティに富み、あらゆる系統の匂いを網羅しているので、洗練されたデザイナーズフレグランスから豊かな泡立ちのシャンプーまで、どんな製品分野からの技術的難題にもしっかりと対応することができます。

私たちの分子はユニークです。明確にそれと分かる香りをもたらし、フレッシュなまま長時間持続するという優れた特性を持っています。これはパフューマーにとって技術的に有利なポイントです。フレグランスが弱まることなく、安定した状態を維持できるからです。また、インパクトの強さは、より少ない量で香りの存在感と特性を維持するという現在のトレンドにも合っています。

フレグランスの成分はすべて、​各国の当局によって規制されます。ジボダン社は業界最大規模の法律および製品安全の専門家チームを擁しており、製品と環境の安全性に関わる全ての事柄について、お客様のみならず業界全体に対する支援を行っています。

合成香料 – 環境に優しい代替品​

合成香料は、脆弱なエコシステム、あるいは失われつつあるエコシステムで生育する原料に代わる現実的な選択肢です。自然が放つ魅惑的な香りを科学的に再現し、それによって例えば熱帯雨林を破壊せずに済めば、国際的に議論されている世界の食料供給のための土地需要という対立する問題に、積極的に貢献することができます。芳香分子を同定し分離すること、パフューマーと共に求められている香りは何かを理解し、それをどう応用するかを考えること、そうしたことが、ジボダン社の化学者を分子設計へと向かわせています。