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次世代の風味の探求

米国映画『素晴らしき哉、人生!』の監督フランク・キャプラは、好みの移り変わりについて、このような名言を残しました。「流行を追うのではなく、流行を生み出せ。」これは1970年代の話ですが、このアドバイスは、今でもそのまま通用します。ジボダン社のフレーバー・ビジョン(FlavourVision®)は未来に焦点を合わせた、世界の市場と消費者をつなぐプログラムです。お客様が時代を先取りして、トレンドからフレーバーを生み出すことをサポートしています。

フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)が誕生したのは2000年代の半ばです。当時、ジボダン社はさまざまな地域のトレンドプログラムを一本化する方法を模索していました。ニュー・イノベーション部門のベネフィットプラットフォームディレクターのジェニファーは、フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)誕生のいきさつを次のように振り返ります。「2005年にフレーバー部門にグローバルグループが組織されたとき、最も多くいただいたご要望はトレンドに関するものでした。世界中のお客様から、今後の展望に関する調査への協力依頼をいただきました。当時、私たちはさまざまなトレンドプログラムを開催していましたが、その内容には一貫性がありませんでした。そこで、フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を通じて先進的で網羅性の高いアプローチを行うことを考えました。また、フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)は、トレンドを的確に把握するうえで必要とされる情報を十分に得ることのできる機会でもありました」。

フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を通じジボダン社は、フレーバーのみならず消費者や市場を正確に把握することに努め、フレーバーの本質を形作る要素について考察を深めました。この考察は、お客様のインスピレーションを呼び起こすものです。フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)でジボダン社は、お客様の嗜好の決定要因を、ライフスタイルやニーズを基に5つの「メガ・トレンド」として分類しました。 

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グローバル・マクロ・ドライバー

フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)の核となるのはグローバル・マクロ・ドライバーです。ドライバーとは、変化の原因となる力であり、新たな消費者トレンドを生む源でもあります。フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)は、人々の態度や行動に変化を起こすグローバル・マクロ・ドライバーに対する深い理解を基としています。マクロ領域における変化は、社会的なものから経済的・政治的なものにまで及びます。そしてマクロドライバーは、各市場セグメントでの柱となるミクロトレンドに影響を与えていきます。 

イノベーションへの影響

フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を通じ、研究者は技術とトレンドをどのように重ね合わせていくのかを考えることができます。当社のフロントエンド・イノベーションの場合、通常、技術者はフレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を活用し、市場の現状を把握し、より大局的に状況をとらえます。これにより、どの技術に投資をすべきの決定が容易になります。今では、フレーバー関連のイノベーション事業では、フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を用いたトレンドの把握や解釈に対する当社の能力を非常に重視しています。

将来を予測するのは容易なことではなく、また、変化の速さやニーズの多様性もとどまるところを知りません。しかし、ジボダン社は、食品・飲料業界から寄せられる、「将来的にお客様が好み、流行すると思われるフレーバーは何か」という問いに対し、フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)を通じて回答することができます。フレーバー・ビジョン(FlavourVision®)は現在の動きを理解するとともに、フレーバーの将来的な姿を把握することもできるソリューションだからです。